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食品成分データベースとは?

食品成分データベースは、「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をデータソースとして、食品成分に関するデータをインターネットを通じて提供しているものです。

また、食品成分データの利用及び引用については、「日本食品標準成分表・資源に関する取組」のページをご参照願います。

この研究について

期間

[第1期] 1994年10月1日~1997年3月31日
[第2期] 1997年11月1日~1999年3月31日

研究の背景

食品成分に関するデータベースは、食品学,栄養学,農学,医学,化学分析学,醸造学,高分子化学,冷凍工学,輸送工学といった多くの分野の研究者に必要とされる、共有されるべき重要なデータベースである。さらにこのデータベースの利用者は、各専門分野の研究者のみならず、長寿社会,予防医療学の観点から、栄養士,調理師,教育関係者を当然のこととして、さらには一般家庭においても利用され得るものである。

しかしそれらは、現在は研究文献の中にデータとして散見されるものの、体系的に整理し、各分野の研究に共通に利用できるデータベースとして整備されていない状況である。国際的には、学界を中心として、食品成分や健康・栄養情報のデータベースのネットワーク化の構想があるが、わが国はこれらの動向には取り残されている。このような食品成分に関するデータベースの貧弱さを踏まえて、本格的な食品成分データベースの整備の前段として、データベース化さらに研究情報ネットワーク搭載のための技術的課題を明らかにし、その解決の方策を探ることが求められている。

研究の目的

ビタミン,ミネラル等の食品に含まれる栄養成分のデータをデータベースとして整理し、成人病患者の食事療法、学校・病院等集団給食施設の献立管理、食品学・栄養学等の試験研究等多様なユーザ、広範な利用形態に対応した機能を実現するため、食品成分データベースの仕様作成及び運用に関する研究を進め、パイロットデータベースの作成に資する。

研究の経過

1994年度: 食品成分DBの構成設計,収集データ決定
1995年度: 食品成分DB検索システムプロトタイプ作成及び基本設計
1996年度: 食品成分DBインターネット対応検索システム開発
1997年度: 食品成分DB高度化に向けて基本設計
1998年度: 食品成分DB高度化に向けて開発実施
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