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食品詳細


食品番号: 14022 食品群名/食品名: 油脂類/(その他)/ショートニング/家庭用
英名: FATS AND OILS/Shortening/home use
学名: 

[備考]
一般成分  
脂肪酸
[可食部100g]
[脂質1g/総脂肪酸100g]
アミノ酸
[可食部100g]
[基準窒素1g]
[たんぱく質1g]
炭水化物
炭水化物[可食部100g]
炭水化物有機酸[可食部100g]
食品別
留意点
一般成分 文中の「分析値」及び「分析値(2015)」については、第3章冒頭の「食品群全般に通じる事項」を参照されたい。
以下、食品ごとに成分値に関する主な留意点について述べる。
「ショートニング」は、日本農林規格6)では食用油脂を原料として製造した固状又は流動状のものであって、可そ性、乳化性等の加工性を付与したもの(精製ラードを除く)としている。「ショートニング」の原料油としては、動植物油混合のものと植物油のみのものを用いる二つのケースがある。動植物油混合における動物脂肪としては、「牛脂」、魚油及び「ラード」が用いられている。動物性油脂を含む「ショートニング」にあっては、コレステロール含量は植物性油脂のみからなるものに比較して高い。品質規格では、水分が0.5 %以下としている。成分値は、分析値に基づき決定した。
脂肪酸 植物油は、原料植物の種類により脂肪酸組成が大きく異なる。また、同一植物を原料とするものでも、組成が大きく異なる製品がある。本成分表では、「サフラワー油」は「ハイオレイック」と「ハイリノール」に、「ひまわり油」は「ハイリノール」、「ミッドオレイック」及び「ハイオレイック」に細分化し、それぞれの成分値
を収載した。
「調合油」は、原料油である大豆油となたね油の配合割合が製品により大きく異なるが、本成分表では大豆油となたね油が1対1で配合されているものとして算出した。
落花生には大粒種と小粒種があるが、落花生油に利用されているものは小粒種が主体であるため、小粒種を原料とした製品を「落花生油」として収載した。
マーガリン類の「ソフトタイプマーガリン」及び「ファットスプレッド」と、「ショートニング」は水素添加により性状を変えた油脂が用いられている場合が多く、この加工により油脂中の不飽和脂肪酸の不飽和度は減少するが、同時に位置異性体、幾何異性体が生成する。また、これらの食品は原料油脂及びその硬化度により脂肪酸組成がかなり異なった成分値を示す。
五訂増補脂肪酸成分表では、マーガリン類及びショートニングについて備考欄にトランス脂肪酸量を掲載していた。しかし、近年、これらの食品のトランス脂肪酸量が低減されたことから、再度トランス脂肪酸の分析を行った。マーガリン類及びショートニングの分析結果は表6のとおりであり、過去に比べ大幅な低減がみられた。しかし、これらの食品のトランス脂肪酸は、製品によるばらつきがなお大きい可能性があることから、本表には収載しなかった。栄養計算に当たっては、実際に用いる製品の栄養成分表示等の情報も参考にされたい。
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