一般成分 | 浸出法: 麦茶 50 g/ 湯 1500 mL、沸騰後 5 分放置 | |
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脂肪酸 |
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アミノ酸 |
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炭水化物 |
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食品別 留意点 |
一般成分 | し好飲料類の全般に通じる主な事項は、次のとおりである。 ① <アルコール飲料類>に含まれるエチルアルコール量は、成分表2010では備考欄に記載していたが、新たに本表に収載した。15 °Cにおける容量%を備考欄に示した。 ② <アルコール飲料類>は、利用上の便宜を図り、100 gに対応するmL量及び100 mLに対応するg量をそれぞれの備考欄に示した。 ③ <アルコール飲料類>の水分値は、乾燥減量分からアルコール分を差し引いて求めた。 ④ 茶と青汁の硝酸イオン、茶とコーヒーのカフェイン及びタンニン、ココアのテオブロミン、カフェイン及びタンニンの含有量を、備考欄に記載した。炭水化物の成分値は、水分、たんぱく質、脂質、灰分のほかにこれらの成分値も差し引いて求めた。 ⑤ 茶の浸出方法は、原則として四訂成分表に従った。 ⑥ 文中の「分析値」及び「分析値(2015)」については、第3章冒頭の「食品群全般に通じる事項」を参照されたい。 以下、食品ごとに成分値に関する主な留意点について述べる。 「麦茶」は、殻付きの大麦の種子を焙煎したものを、湯で煎じたり、水で浸出して作った飲料である。日本では、夏に冷やして飲用されることが多い。煮出し用として焙煎種子だけでなく、規定量の焙煎種子がティーパックに詰められている製品が販売されている。また、ペットボトル入り飲料としても販売されている。「浸出液」の成分値は、水1.5 Lとティーパック入りの麦茶50 gを入れて加熱(強火)し、沸騰後火を止めて5分間放置後濾(ろ)過した浸出液(又は商品記載の方法に従って得た浸出液)の分析値及び四訂成分表収載値に基づき決定した。 |
脂肪酸 | <アルコール飲料類>は脂質をほとんど含有しない食品である。いくつかの食品を分析した結果でも、脂肪酸の含有が認められなかったので、それらの食品では各脂肪酸の成分値を「0」として収載した。 |