一般成分 | 別名: まくさ(和名) 角寒天をゼリー状にしたもの 角寒天2.2 g使用 エネルギー: 暫定値 | |
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脂肪酸 |
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アミノ酸 |
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炭水化物 |
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食品別 留意点 |
一般成分 | 藻類の全般に通じる主な事項は、次のとおりである。 ① 原則として、食べる状態(塩抜き、水戻し等)のものを試料とした。ただし、「わかめ」等は、原藻(生)及び乾燥状態(素干し)の成分値も収載した。 ② 調理した食品は、「水戻し」を収載した。調理する前の食品(生又は乾)も収載した場合は、同一の試料を用いて調理し、分析した。各食品の調理方法の概要を表16に示した。 ③ 藻類の食物繊維は、寒天質やアルギン酸等の粘質多糖類が多く、分析の際に行う水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の分別が困難であることから、総量のみを定量して示した。 ④ 文中の「分析値」及び「分析値(2015)」については、第3章冒頭の「食品群全般に通じる事項」を参照されたい。 以下、食品ごとに成分値に関する主な留意点について述べる。 「てんぐさ」は、テングサ科に属するマクサ、オバクサ、ヒラクサ等の寒天原藻の総称である。 「寒天」は、角寒天、細寒天をゼリー状にして食べられる状態にしたもので、成分値は、分析値に基づき決定した。 |
脂肪酸 | 「あまのり」のうち、「味付けのり」は、砂糖等を主とする調味液を塗布し、加熱乾燥したものである。分析した脂質の成分値は「ほしのり」と比べて増加しておらず、調味液には油を使用していないものと考えられた。このため、「味付けのり」の脂肪酸の成分値は、「ほしのり」の成分値を元に推計した。なお、いわゆる韓国のりは油を使用しているため、本成分表の「味付けのり」の成分値とは異なる。 「(こんぶ類)つくだ煮」は、しょうゆを主体とする調味液と共にこんぶを煮詰めたごまの入っている市販品の分析値に基づき決定した。ごま由来の脂肪酸の影響のためか、「刻み昆布」や「削り昆布」とは異なる成分値である。このため、市販品のこんぶ類のつくだ煮については、原材料表示等の情報も参考にされたい。 |
調理法 | 水煮、凝固 |
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下ごしらえ 廃棄部位 |
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調理形態 | そのまま |
調理に用いた水、 植物油、 食塩等の量 |
160倍 |
調理後 廃棄部位 |
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調理過程 | 水戻し→水切り→水煮→こす→凝固 |